自毛の髪色に合わせる必要(部分かつらの場合)や、自分の好きな色に染めたいという要望(全かつらの場合)によって、カラーリング(毛染め)をされる場合。

また、人毛かつらの場合は、経年変化によって髪色が赤茶色っぽく退色してきますので、アフターケアとしてカラー(毛染め)が必要になってきます。

市販のカラー剤を使ってご自分でされても構いませんが、注意点が6つございます。

・カラーリングを繰り返さない

ナチュラルのかつらは、既に髪にカラーを施した状態の商品です。
カラーリング(毛染め)を繰り返すと、その度に髪は傷みますので、退色したように感じた時のみ染めるようにしましょう。

・明るめの色は難しい

かつらの場合、現在の状態より明るい色には染まりにくいです。
明るい色に染めようとして、カラーを繰り返したり、脱色してから染めたりすると、当然、かつらの髪は傷みます。
明るめの髪色を希望される場合は、後から染める前提ではなく、かつらをご購入いただく時点で明るめの髪色をお選びください。

・黒いカラー剤を選ぶ時は、自然に見える黒を選ぶ

これはバレないようにするためです。
あまりに真っ黒な場合、いかにもかつらっぽく不自然に見えてしまいます。

・ベースにカラー剤を付着させない

かつらのベースにカラー剤が付着すると、シミのように残り不自然になる上、カラー剤は取れません。
分け目部分は特に目立つ部分なので、気を付けてください。
染める時は、分け目から5ミリほど上の位置から染めることをお勧めします。

・カラーリングの時間に注意

カラーリングの適切な放置時間は、カラー剤のメーカーによって指示されていますが、夏は冬より早く染まりやすいなど、環境や状況によっても違ってきます。
染めすぎると毛髪がチリジリになり、傷んでしまいますので(元には戻りません)
染まる状態をよく観察しながら、染めすぎないようにご注意ください。

・カラーの後は必ずしっかりトリートメント

化学的な処置を施しているため、染めたばかりの髪は傷んだ状態です。
カラー剤をぬるま湯で落としたら、きちんとトリートメントしましょう。
ナチュラル推奨の人毛かつら用トリートメント剤も販売していますので、
ご希望の方はナチュラルのホームページ(備品)をご覧ください。

以上、かつらを長くキレイな状態でお使いいただくための注意点6つでしたが、
今までご自身で染めた経験のあまりない方、ご心配な方は、ナチュラルサロンでも対応しております。

カラーの施術料金など、サロンスタッフまでお気軽にお問合わせください。